研究課題
基盤研究(C)
本研究は、近世前期日本の漢学教育機関の漢学教育を考察の対象として、その根底をなす中国文化摂取の実態に焦点を当て、中国語との関係性という視角から、近世前期日本の漢学教育を解明したものである。江戸前期、幕府諸藩の為政者が新たな統治原理を模索する段階において儒教に対して示した関心と、幕藩体制の中に儒教を組み込もうとする林家塾の歴代当主の思惑・努力とが相俟って、林家塾が幕府文教を掌る地位を獲得していく過程において、折々の必要に応じて中国語・中国文化の摂取が行われた実態を闡明した。
すべて 2013 2012 2011 2010
すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (4件) 図書 (1件)
国府台経済研究
巻: 23巻 1号 ページ: 7-25
千葉商大紀要
巻: 50巻 1号 ページ: 21-35
千葉商大論叢
巻: 49巻 1号 ページ: 83-96
巻: 48巻 2号 ページ: 1-12