研究概要 |
(1) アメリカ東部の大学の調査、資料収集 ハーバード・カレッジで2009年秋より全面的に導入された新カリキュラムについて、実施後の教員、学生の意識を調べるため、現地にてインタビュー、授業見学を行った(9月)。 (2) アメリカの高等教育改革の最新状況の把握 現在、帝京大学・土持ゲーリー法一教授が監訳するアメリカの最新の教育改善ガイドブック(L.Dee Fink, Creating Significant Learning Experiences, Jossey-Bass, 2003)の翻訳を分担しており、玉川大学出版部より2011年4月に刊行される。また、アメリカのFD担当者の研究会(POD)に参加し、各国の研究者と情報収集と情報共有を行うことができた(10月)。 (3) 学会、研究会での調査報告、研究成果報告 日本高等教育学会大会(5月)、大学教育学会大会(6月)において個人研究発表を行った。 (4) 大学教育改善・改革に関する研究と実践 大学コンソーシアム京都にてFD連携事業に携わり、階層別教員研修の開発・実施、FDハンドブックの制作に取り組んだ。また、琉球大学・岩崎保道編『大学政策論』の分担執筆に携わり、大学教育出版社より2011年4月に刊行予定である。
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