教員養成・研修制度改革においては次のことが重要である。(1)教員養成については、教育に関する理論的・歴史的学習を重視することである。(2)教員研修については、二つのことが重要である。第一に、「自由性」「機会均等性」「職務性の公認」の三つの原理の統一的実現をめざすことが重要である。第二に、大学院での研修を軸とする「一定勤務年数での長期研修機会付与制度」を創設する必要がある。(3)中教審答申(2012年8月28日)の「学び続ける教員像」の課題は、前記(2)に基づき、教員の「学問・研究の自由」を保障することである。
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