研究概要 |
1.韓国における保育施設評価認証制度の進展状況棟について、調査研究を行った。 第1、2011年7月、釜山大学校林再澤教授に依頼し、釜山地区の保育施設第三者評価の進捗状況及び、課題についてヒヤリング及び調査した。調査は全羅南道保育情報センター(チャンウオン)ら当該地区の第三者評価の実態当面課題について、レクチャーを受け、多くの情報を収集できた。 第2、ソウルを訪問し、多くの専門家たちにインタビューを行った。専門家たちとは城南市幼稚園長(評価専門委員)、ソンナム市育情報センター長、スウオン市オリニジップ園長、チョンミラキョンウオン大学校教授だった。また、当時進行中であった5歳児幼保共通課程に関連して、作成委員のお一人であるムンミオクソウル女子大学校教授に面会し、5歳ヌリの開発背景、当面課題棟について情報を得た。 第3,5歳ヌリ課程が3月2日から施行されるということで、其の実施にかかる府が刊行した5歳ヌリ課程用指針書、ヌリ課程解説書及び10冊にわたる教授用指導資料を入手するために、政府機関を訪問し、全13冊の貴重な資料を入手できた。 第4,本年(2012.7.7)に予定している、第三者評価に係る日韓国際シンポジウムでの韓国側招待者に接触し、了解を得た。また、日本側報告者についても齋藤善郎愛私幼研究部長、児島愛知県保育施設第三者評価センター長に接触し、了解を得た。これによって、7月の第三者評価を主題とする日韓国際シンポジウムの開催が決定できた。 第5,貴重な新しい文献を入手できた。一つは韓国教育年鑑(韓国教育新聞社刊)の2011年版、二つには、5年に一度の出版である『韓国幼児教育白書』(韓国幼児教育学会編)である。これらの資料の内容は研究上、とても重要な情報源となっている。
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