研究課題/領域番号 |
22530885
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 共栄大学 (2011-2012) 名古屋女子大学 (2010) |
研究代表者 |
和井田 節子 共栄大学, 教育学部, 教授 (30510804)
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研究分担者 |
杉江 修治 中京大学, 国際教養学部, 教授 (10109233)
濱田 博文 筑波大学, 人間総合科学研究科, 教授 (20212152)
大橋 保明 名古屋外国語大学, 外国語学部, 准教授 (30387667)
石原 陽子 プール学院大学, 国際文化学部, 准教授 (20533350)
赤坂 真二 上越教育大学, 学校教育専攻科, 准教授 (00510091)
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連携研究者 |
亀山 有希 日本体育大学, 女子短期大学部, 助教 (00413104)
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研究協力者 |
川田 弘人 高知県地域福祉部, ねんりんピック推進課前 高知県教育センター教職研修部チーフ
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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キーワード | 新任教員 / 適応援助 / 成長支援 / 初任者研修 / 教師教育 / 学校教育 |
研究概要 |
知識基盤社会の到来やグローバル社会の進展を受けて、教育の質の向上がこれまでにも増して重要になっている。一方、公立学校教員の大量退職に伴う急速な世代交代がすでに始まっており、新任教員が数年で学校の中心として教育を担っていかなければならなくなる時代が近づいている。それにもかかわらず、採用 1 年以内の離職者数は 10 年前の約2 倍になっており、新任教員へのケアやサポートを担うべきベテラン教員は激減している。教育の質保障のためにも、新任教員の成長支援と適応援助システムの構築は喫緊の課題となっている。これらの危機感から、この 2,3 年、全国的に初任者研修プログラム改訂の動きが進んでいる。本研究では、新任教員の困難感を調査し、有効な適応支援策を検討した。また、全国の30 以上の自治体への聞き取り調査も行い、初任者研修の現状と課題を整理し、効果的なプログラムの在り方を検討した。本研究の成果は、学会発表や「若い教師を支援する会」のウェブサイト、最終年度に作成した研究のまとめの冊子等によって公開し、初任者研修担当者が適応援助や成長支援策を共有できるようにした。
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