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2010 年度 実績報告書

組織的な保育力向上をめざす保育者研修の開発に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 22530899
研究機関中村学園大学

研究代表者

那須 信樹  中村学園大学, 短期大学部・幼児保育学科, 准教授 (60300456)

研究分担者 太田 光洋  和洋女子大学, 人間・社会学系, 教授 (60248664)
キーワード保育者研修 / 研修実態 / 園内研修 / 組織的な保育力向上 / 効果的かつ組織的な保育力の向上 / 研修スキーム
研究概要

平成22年度は、主に次の2点を中心的な課題として位置づけながら研究を展開、一定の成果を得ることができた。
第一に、「幼稚園・保育園(保育所)における研修実態」を明らかにするために、質問紙による全国的な調査の準備を行った。保育者研修に積極的に取り組んでいる園(所)へのヒアリング調査や質問紙による予備調査をもとに、幼稚園・保育園(保育所)の管理職者ならびに教諭・保育士を対象に、園(所)内外での研修への参加状況や実際の取組み状況、具体的な研修内容等に関する質問紙を作成。全国700カ所の幼稚園に質問紙調査を実施した(保育園・保育所については、平成23年度当初に実施予定)。調査データについては、23年度内にとりまとめ、保育者の研修実態の概略ならびに具体的な課題を明らかにしていく予定である。研究成果の一部は、平成23年5月に開催される日本保育学会(研究発表)、並びに同年8月に開催される幼児教育実践学会(学会企画シンポジウム)において報告予定である。
第二に、園内研修等に積極的に取り組んでいる園との協働により、その園の抱える保育課題(「園児の育ちや学びの実態を明らかにするための個別記録の作成に向けた記録様式の開発」)を踏まえながら、組織的な保育力向上に向けた試行的な園内研修(園内研究)を実施。効果的かつ組織的な保育力の向上に必要な研修スキームの基礎的資料を得ることが可能となった。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2011 2010

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 子どもの育ちを物語る記録様式の開発に向けた実践的研究-保育者の協働性を紡ぎ出す仕組みづくりの一助として-2011

    • 著者名/発表者名
      那須信樹・山本美香
    • 雑誌名

      中村学園大学・中村学園大学短期大学部研究紀要

      巻: 43 ページ: 83-92

    • 査読あり
  • [学会発表] 子どもの育ちを物語る記録様式の開発に向けた実践的研究-保育者の協働性を紡ぎ出す仕組みづくりの一助として-2010

    • 著者名/発表者名
      山本美香・那須信樹
    • 学会等名
      幼児教育実践学会
    • 発表場所
      東京家政大学
    • 年月日
      2010-08-22

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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