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2012 年度 実績報告書

人権教育の構成概念と構造に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 22530902
研究機関社団法人部落問題研究所

研究代表者

梅田 修  (社)部落問題研究所, その他部局等, 研究員 (90111905)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード人権 / 人権教育 / 人権教育政策 / 人権認識
研究概要

平成24(2012)年度は、研究代表者・梅田修の統括のもと、8名の連携研究者(八木英二・生田周二・川本治雄・河瀬哲也・谷口幸男・畦地享平・川辺勉・中野功)の参加で以下の通り研究を推進した。
1.日本の人権教育が精神主義的道徳主義的実践に傾斜する傾向にあることを検証するために、研究代表者・梅田修が日本の政府関係機関の人権教育政策を分析し、連携研究者・川辺勉が都道府県の人権教育政策を分析した。
2.人権認識の内容及び人権認識と感情・態度の関連について検討し、人権教育の構成概念と構造について検証するために、研究代表者・梅田修が、「どの子も伸びる研究会」の実践を分析し、連携研究者・谷口幸男が、和歌山県における中学校の人権教育を分析し、連携研究者・河瀬哲也が、6府県の関係者からの聞き取りをもとに地域の人権教育の実態について分析した。
3.人権教育研究会は、2012年6月17日、9月9日、12月23日、2013年2月17日の計4回開催した。このうち、6月17日は連携研究者・八木英二が「国際社会における教育権論の動向」について報告し、2月17日は連携研究者・八木英二が「『人権教育』の2011国連宣言と世界計画にみる『人権としての教育』」について報告した。
4.研究組織参加者は、各自のテーマにしたがって研究を進めた。このうち、研究代表者・梅田修、連携研究者・八木英二、生田周二、川辺勉、谷口幸男、河瀬哲也が、それぞれの研究成果の一端を、『部落問題研究』第204輯(2013年)に発表した。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (6件)

すべて 2013

すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件)

  • [雑誌論文] 「人権教育」の2011国連宣言と世界計画にみる「人権としての教育」2013

    • 著者名/発表者名
      八木英二
    • 雑誌名

      部落問題研究

      巻: 204輯 ページ: 4-22

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 和歌山県における中学校の人権教育の分析2013

    • 著者名/発表者名
      谷口幸男
    • 雑誌名

      部落問題研究

      巻: 204輯 ページ: 80-113

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 子どもの人権と教育実践2013

    • 著者名/発表者名
      河瀬哲也
    • 雑誌名

      部落問題研究

      巻: 204輯 ページ: 114-134

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 人権・シチズンシップ教育の動向と課題2013

    • 著者名/発表者名
      生田周二
    • 雑誌名

      部落問題研究

      巻: 204 ページ: 23-36

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 人権教育政策の展開と人権教育の実践的探求2013

    • 著者名/発表者名
      梅田 修
    • 雑誌名

      部落問題研究

      巻: 204 ページ: 37-57

    • 査読あり
  • [雑誌論文] 地方自治体における人権教育政策の動向2013

    • 著者名/発表者名
      川辺 勉
    • 雑誌名

      部落問題研究

      巻: 204 ページ: 58-79

    • 査読あり

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公開日: 2014-07-24  

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