研究課題
基盤研究(C)
大学の国際コンソーシアムとは、国家を超えた大学間の連携体制を指し、研究・教育・運営面における協力によって国際競争力を増すことが目的の一つとされている。本研究ではコンソーシアムの類型を試み、組織連携型・全世界型・招待加盟型の例と特定目的共有型・公募加盟型の例とのケース比較を行った。前者では、加盟校による組織運営参画が重視されるため、加盟校や事務局による組織間調整のためのコミュニケーションとリーダーシップ力が要となるなど、個別の大学がコンソーシアムを活用する上で重要な課題があきらかとなった。