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2011 年度 実績報告書

歯科衛生士の技術教育におけるステッププログラムと評価システムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 22530955
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

近藤 圭子  東京医科歯科大学, 歯学部, 講師 (20282759)

研究分担者 木下 淳博  東京医科歯科大学, 図書館情報メディア機構, 教授 (10242207)
遠藤 圭子  東京医科歯科大学, 歯学部, 准教授 (70270915)
白田 千代子  東京医科歯科大学, 歯学部, 教授 (00567589)
三浦 佳子  東京医科歯科大学, 歯学部附属病院, 歯科衛生士 (20396972)
足達 淑子  東京医科歯科大学, 歯学部附属病院, 歯科衛生士 (90420265)
キーワード歯科衛生士 / 技術教育 / 評価法 / シミュレーション / e-learning
研究概要

歯科医療に専門家として携わる歯科衛生士の教育には特異な専門的技術教育があり、その技術を習得するためには、基本的な技術の段階を積み重ねていく課程が重要である。本研究は、技術習得のための明確な過程を示し、各段階(ステップ)において学生が自己評価できるプログラムを作成する。また、客観的評価基準を作成し、それらをもとに指導者が行う評価及びフィードバックを組み合わせることにより、確実な技術を習得するステッププログラムと評価システムを開発することを目的とする。各過程における課題の表示および学生の自己評価ができる教材は、本学独自に開発した医歯学シミュレーション教育システムを使用する。また、技術教育における評価システムは、歯科衛生士教育の技術教育における評価の一案をまとめることを目的とする。
今年度は、反復学習を行った後に学生が自己評価できる評価基準を作成、基本教材の学生による自己評価後指導者による到達評価を行い、学生の技術が目標に到達したことを確認して次のステップに進めることができた。また、自己学習にはシミュレーション教材の他、学習に利用できる教材の導入を試みた。反復学習に自己評価を加え指導者の評価が行われることで、学生は自分の理解と技術の修得に適切な確認ができ、長期の休暇の後も継続して実習プログラムを勧めることができた。自己学習用に作成したシミュレーション教材は、反復して確認できるものに検討しなおす必要があり、課題として残った。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

自己学習に使用する適切な教材の検討が不十分であり、また、指導者による評価基準の客観的合意が不確かである。基本技術評価はできるようになっているが、応用につながる技術のポイントの整理が必要であることがわかり、また、指導者が変わった場合にも、同様の達成が可能か確認の必要がある。

今後の研究の推進方策

自己学習教材の充実と使用の促進を図る。また、指導者の評価基準を確立する。これらを見直した上で教育プログラムを再検討し、確実に取得できる基本技術を明らかにする。また、応用につながる技術について整理検討を行う。技術習得プログラムと技術教育の評価システムの一案をまとめる。

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公開日: 2013-06-26  

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