研究課題/領域番号 |
22530955
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
近藤 圭子 東京医科歯科大学, 医歯(薬)学総合研究科, 講師 (20282759)
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研究分担者 |
白田 千代子 東京医科歯科大学, 医歯(薬)学総合研究科, 教授 (00567589)
木下 淳博 東京医科歯科大学, 図書館情報メディア機構, 教授 (10242207)
三浦 佳子 東京医科歯科大学, 歯学部附属病院, 歯科衛生士 (20396972)
遠藤 圭子 東京医科歯科大学, 医歯(薬)学総合研究科, 准教授 (70270915)
足達 淑子 東京医科歯科大学, 歯学部附属病院, 歯科衛生士 (90420265)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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キーワード | 歯科衛生士 / 技術教育 / 評価法 / シミュレーション / e-learning |
研究概要 |
歯科医療に専門家として携わる歯科衛生士の教育には特異な専門的技術教育があり、その技術を習得するためには、基本的な技術の段階を積み重ねていく課程が重要である。本研究は、技術習得のための明確な過程を示し、各段階(ステップ)において学生が自己評価できるプログラムを作成する。また、客観的評価基準を作成し、それらをもとに指導者が行う評価及びフィードバックを組み合わせることにより、確実な技術を習得するステッププログラムと評価システムを開発することを目的とする。また、技術教育における評価システムは、歯科衛生士教育の技術教育における評価の一案をまとめることとした。 専門課程に進学した学生は1年4ヶ月の期間を通して基礎的な技術トレーニングを行う。今年度進学した学生に対し、前期4ヶ月間は技術習得のための自己評価と指導者による到達評価およびフィードバックを行い、技術のステップ習得を確認した。自己評価は回を重ねることで確実性が増し、指導者の評価と一致が見られた。また、長期休暇後の技術の後戻りはみられず、後期には継続して実習プログラムを進めることができた。専門課程1年終了時および基礎課程終了時(専門課程2年目前期終了時)には、技術に関する試験をOSCE(客観的臨床能力試験)として行い評価を実施する。今年度は基礎実習指導者と臨床実習指導者の2名による評価を行った。対象学生によって2名の指導者評価間に一致がみられないものもあり、指導者の客観的合意が曖昧な項目があることがわかり、絶対的評価基準には至っていないことがわかった。自己学習教材については、教材の評価は行ったが、提供するタイミングと期間が検討できなかったため、プログラムの見直しと同時により有効に活用する方法を検討する必要性が課題として残った。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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