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2010 年度 実績報告書

証明のよみに焦点をあてた証明カリキュラムのデザイン

研究課題

研究課題/領域番号 22530960
研究機関信州大学

研究代表者

茅野 公穗  信州大学, 教育学部, 准教授 (20400658)

キーワード学校数学 / 証明 / カリキュラム
研究概要

本年度は,証明のよみに焦点をあてたカリキュラムのデザインに関して,以下の2点について成果を得た。
●証明のよみに焦点をあてた授業の中での学習の実態
中学校第2学年の生徒が,平行四辺形の性質を証明し,その証明を構成する際に立てた方針や証明を振り返り,証明してわかったことをまとめる学習の実態について,授業中の子どもたちの学習の様子をビデオ録画等し,基礎的な情報を収集した。その結果,授業において,生徒は,証明をよむ際の方法知を自覚しているか否かが活動の進展や充実に重要であることが明らかになった。そこで,これらの方法知を顕在化するようなあらたな教授実験について検討した。
●証明のよみに焦点をあてたカリキュラムデザインのための枠組みのラフスケッチ
中学校に限定し,特に第2学年から第3学年に焦点化して,証明のよみに証明のよみに関わると考えられる項目をリストアップし,それらを階層化するための枠組みについて検討した。また,図形の内容との整合性の有無などについても検討した。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2010

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] An assessment framework for students' abilities/competencies in proving2010

    • 著者名/発表者名
      Chino, K., Fujita, T., Komatsu, K., Makino, T., Miyakawa, T., Miyazaki, M., Mizutani, N., Nakagawa, H., Otsuka, S., Tsujiyama, Y
    • 雑誌名

      Proceedings of the 5th East Asia Regional Conference on Mathematics Education (EARCOME5)

      巻: Vol.2 ページ: 416-423

  • [学会発表] 学校数学での理由の説明・証明を捉える枠組み2010

    • 著者名/発表者名
      茅野公穂
    • 学会等名
      日本科学教育学会第34回年会
    • 発表場所
      広島大学
    • 年月日
      2010-09-11

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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