介護福祉士養成課程の新カリキュラムに即した介護現場と連携した生活支援(介護)技術教育の新たな学習モデルの構築に向けて学習内容と教育方法の2側面から研究を進めた。結果は次の2点である。(1)介護福祉士養成課程における学習内容として生活支援技術87項目とその卒業時到達度を設定した。(2)教育方法(授業デザイン)として学生自身による知識構成やメタ認知活動を協調的に行うプレ演習の有用性を検証した。以上より、介護現場と連携視点をもつ生活支援(介護)技術教育の教材として、卒業時到達度に必要な段階的、継続的指導を可能にするワークシートの試案を作成した。
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