研究課題/領域番号 |
22530999
|
研究機関 | 聖徳大学 |
研究代表者 |
奥村 高明 聖徳大学, 児童学部, 教授 (80413904)
|
研究分担者 |
藤江 充 愛知教育大学, 教育学部, 名誉教授 (00106957)
直江 俊雄 筑波大学, 芸術系, 准教授 (10272212)
池内 慈朗 埼玉大学, 教育学部, 教授 (10324138)
村上 尚徳 環太平洋大学, 教育学部, 教授 (10370082)
新野 貴則 山梨大学, 教育学研究科(研究院), 准教授 (60353380)
|
研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
|
キーワード | 評価 / 国際比較 / 図画工作 / 美術教育 / 学力 / NAEP / ポートフォリオ / パフォーマンス評価 |
研究概要 |
本研究が研究期間内に明らかにするのは以下である。 ・課題I「英米の評価基準や評価方法の検討」 ・課題II「評価規準表の作成と評価方法の開発」 平成24年度は特に課題IIに関する調査の実施と研究成果のまとめ、主な内容をA4カラー6pのパンフレットにまとめ、関連する学会や教育関係者に配布した。 課題Iについて、日米の比較研究から、統計的な処理を必要とする大規模な調査について全国的な大きな傾向を把握できる利点と地域や学校の特性を反映できない限界を明らかにし、大規模評価調査の手法が個々の地域や学校の実践に応用できることと普段の授業評価の手法を大規模調査にも活用するための提言を学会等で行った。英国ナショナル・カリキュラム(イングランド)美術科における学習プログラムの変遷(平成4年から平成19年)を明らかにし、平成11年版から平成19年版への移行期における到達目標との関係とともに、研究資料としてウェブ等にも公開した。 課題IIについて、小学校調査では、「特定の課題に関する調査」で提示されたような解答類型を用いて問題なく評価活動を行うことができることが分かった。中学校美術科では、特定課題を用いて教員の評価力向上が図れることが明らかになった。一方で、特定課題や解答類型を用いた評価では、評価の実施者が“大人の思う『豊かな発想』を評価してしまう”“子どもの『発想』が問題の条件や解答類型によって左右される”などの感想を持つことが分かった。調査問題や方法の改善、解答類型の開発、海外との比較等を視野に入れた研究が必要であることが判明した。
|
現在までの達成度 (区分) |
理由
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|
今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|