研究課題/領域番号 |
22531038
|
研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
金子 邦秀 同志社大学, 社会学部, 教授 (90121590)
|
研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
|
キーワード | メディア・オーケストレーション / 電子教科書 / 教材開発 / ドイツ / 世界遺産 / 生活文化 / OSフリー |
研究概要 |
本研究の3年目にあたる平成24年度は、以下の成果と結論に至った。 1)平成24年9月8日同志社女子大学で開催された日本グローバル教育学会第20回全国大会において「世界遺産から生活文化までの教材開発ーメディア・オーケストレーション電子教科書/単元『ドイツ』」と題する口頭発表を行った。2)当該研究が、京都新聞(夕刊)平成24年9月13日(8面)および、京都新聞ホームページに掲載されたので、研究成果の新聞掲載等報告書を提出した。3)開発した教材ソフトをUSBメモリーにいれ、何人かの研究者に配布し、ピアーレビューを依頼し、改善点についての回答を得た。4)研究成果を「メディア・オーケストレーション電子教科書の開発(2)『ドイツ』」と題する論文にまとめ、『教育文化』第22号(同志社大学社会学部教育文化学研究室、平成25年3月20日)に発表した。5)平成24年1月以降現在に至るまで、これまでのOSフリーな中等向き教材ソフト開発を基礎に、初等向きの教材ソフト開発を継続中であり、平成25年度には、実際に任意の小学校で使用可能なものとすべく鋭意研究を推進している。6)メディア・オーケストレーション電子教科書の開発をすすめている『ドイツ』については、平成25年度中に、全体を包括し、考察を加えて、論文としてまとめて報告する予定であり、投稿準備中である。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
1)平成24年9月8日同志社女子大学で開催された日本グローバル教育学会第20回全国大会において「世界遺産から生活文化までの教材開発ーメディア・オーケストレーション電子教科書/単元『ドイツ』」と題する口頭発表を行ったが、参加者から、多くの肯定的評価の意見をいただくことが出来た。 2)当該研究が、京都新聞(夕刊)平成24年9月13日(8面)および、京都新聞ホームページに掲載された結果、多くの研究者また教育現場の方々から、興味をもって受け止められ、新たに初等版を作成することを懇請された。 3)開発した教材ソフトをUSBメモリーにいれ、何人かの研究者に配布し、ピアーレビューを依頼したところ、多くの点で評価いただくとともに、改善点についての回答を得た。 4)研究成果を「メディア・オーケストレーション電子教科書の開発(2)『ドイツ』」と題する論文にまとめ、『教育文化』第22号(同志社大学社会学部教育文化学研究室、平成25年3月20日)に発表することができた。。
|
今後の研究の推進方策 |
1)平成24年1月以降現在に至るまで、これまでのOSフリーな中等向き教材ソフト開発を基礎に、初等向きの教材ソフト開発を継続中であり、平成25年度には、実際に学内の同志社小学校第6学年の社会科で使用可能なものとすべく、過去開発した3つの国についての教材に新たに1つの国を追加し、4つの国を奨学生が学ぶのにふさわしい内容に加除修正するとともに、操作性の向上を図る等、鋭意研究を推進している。 2)メディア・オーケストレーション電子教科書の開発をすすめている『ドイツ』については、平成25年度中に、全体を包括し、考察を加えて、論文としてまとめて報告する予定であり、投稿準備中である。 3)4番目の教材ソフト『韓国』については、上記、小学校向けバージョンを開発した後、速やかに、中等教育段階用のものを開発する予定であり、準備を続けている。 4)また、日本の江戸時代についての学習ソフトについても、開発のための基礎資料の収集につとめていくつもりである。
|