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2012 年度 実績報告書

不登校回復期の生徒への協同学習モデルの開発

研究課題

研究課題/領域番号 22531044
研究機関環太平洋大学

研究代表者

杉田 郁代  環太平洋大学, 教育学部, 講師 (90469320)

研究分担者 伊崎 一夫  環太平洋大学, 教育学部, 教授 (10574113)
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード協同学習 / 生徒指導 / 特別支援教育 / 不登校
研究概要

不登校回復期である高校生を対象として、協同学習モデルの開発研究を行った。対象は、通信制高校に通学する高校生を対象にし、学校適応感(アセス)と学習意欲、協同学習の効果測定を行いながら、協同学習のモデルのを開発した。これまでのモデルとは、異なり学習の基盤として、ソーシャルスキルトレーニングの理論を取り入れ、教員と一部の生徒を対象にしたとレーニングも導入しながら行った。不登校経験を持っているが、学校適応感は全体的に良好であった。しかし、生徒の中には、学習的適応と対人的適応の2つの側面で、要支援状態にある生徒A群、学習適応が要支援群にある生徒B群、対人的適応が要支援群にある生徒C群に分けて、協同学習モデルの効果検証を行った。また、教師の授業ないにおける生徒指導的な支援も、協同学習には必須要件であることから、教員を対象に研修を行った。さらに、教員を対象に、協同学習モデルの進め方に関する質的調査も行い、改善点等も含め、現場の声も反映させた。
研究の実績として、これまでの協同学習モデルとは異なり、問題解決の手法だけに用いるのではなく、特別支援教育的な要素を持たせ、他者のノートを見て確認する、他者の意見を聞く場面を多面的に用いて、特別支援教育の視覚的支援をも合わせたモデルを開発した。この背景としては、研究途中において、発達障害を抱える生徒への支援の問題が浮き彫りになり、それをも含んだモデルの開発を行った。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2013

すべて 図書 (1件)

  • [図書] いま求められる言語活動2013

    • 著者名/発表者名
      杉田郁代
    • 総ページ数
      10
    • 出版者
      金子書房

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公開日: 2014-07-24  

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