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2012 年度 実績報告書

視覚補助具のリテラシーを育成するためのユーザ・エキスパート養成プログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 22531051
研究機関宮城教育大学

研究代表者

青木 成美  宮城教育大学, 教育学部, 特任教授 (00282145)

研究分担者 中野 泰志  慶應義塾大学, 経済学部, 教授 (60207850)
永井 伸幸  宮城教育大学, 教育学部, 准教授 (50369310)
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード弱視教育 / 視覚補助具 / 成人弱視者
研究概要

弱視児童・生徒が視覚補助具を主体的に活用できるようにするためには、科学的エビデンスだけでなくそのエビデンスを受け入れることが大事である。そのためには、視覚補助具を主体的・積極的に選択・活用できるリテラシーを育てるためのピアサポートシステムの構築をも目的としてこの3年間研究を進めてきた。
昨年度は、3年間にわたって行なった成人弱視者90人弱の補助具使用に関する調査結果を分析し検討をも行った。その結果に基づいて、調査協力していた成人弱視者にも参加いただき、この3月に研究成果の報告会を開催した。
そこで報告した概要は、①弱視レンズやCCTV等の補助具を活用しつつ、拡大コピーでも対応している。②弱視児用の拡大教科書の活用経験者は20歳代の若い弱視者に多く、今後は普及が進んでいくことがうかがえる。③書見台や斜面机の活用は画一的に行うのではなく、対象者や活用場面をよく検討する必要がある。④視力が学生の時よりも悪くなった弱視者には、補助具の機器選びに適切なサポートが必要であることが推察された。⑤よりよい補助具の選択と活用方法の指導のためにサポートシステムが必要と思われた。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2013 2012

すべて 雑誌論文 (1件) 学会発表 (3件)

  • [雑誌論文] 成人弱視者の活用している視覚補助具。選択の過程とその内訳2012

    • 著者名/発表者名
      青木成美、永井伸幸、中野泰志、相羽大輔、奈良里紗
    • 雑誌名

      弱視教育

      巻: 50-3 ページ: 13-16

  • [学会発表] 成人弱視者における補助具活用状況弱視レンズ、単眼鏡、書見台を中心に2013

    • 著者名/発表者名
      青木成美、永井伸幸、中野泰志、相羽大輔、奈良里紗
    • 学会等名
      第54回弱視教育研究全国大会
    • 発表場所
      ホテルレイクビュー水戸(茨城県)
    • 年月日
      20130117-20130118
  • [学会発表] 弱視者が学齢期に使用してきた補助具(1)弱視レンズの使用歴と視覚特性の関係2012

    • 著者名/発表者名
      青木成美、永井伸幸、中野泰志、相羽大輔、奈良里紗
    • 学会等名
      日本特殊教育学会第50回大会
    • 発表場所
      つくば国際会議場(茨城県)
    • 年月日
      20120928-20120930
  • [学会発表] 弱視者が学齢期に使用してきた補助具(2)拡大読書器の使用歴と視覚特性の関係2012

    • 著者名/発表者名
      青木成美、永井伸幸、中野泰志、相羽大輔、奈良里紗
    • 学会等名
      日本特殊教育学会第50回大会
    • 発表場所
      つくば国際会議場(茨城県)
    • 年月日
      20120928-20120930

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公開日: 2014-07-24  

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