2010 年 7 月に、全国視覚特別支援学校 70 校の児童生徒に対して視覚障害原因等の質問紙調査を実施し、3,375 人の回答を得た。視覚障害原因は先天素因、未熟児網膜症、原因不明の順に多い。眼疾患は網膜疾患と視神経視路疾患、硝子体疾患が増加し、眼球全体や水晶体疾患は減少した。弱視特別支援学級設置小学校・中学校の調査では、小学校 155校と中学校 48 校の児童 241 人と生徒 57 人より回答を得た。視覚障害原因は先天素因、未熟児網膜症、原因不明の順に、部位別には網膜疾患、眼球全体、視神経視路疾患の順に多かった。
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