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2010 年度 実績報告書

障害児の就学・進学・卒業時における移行支援システムの構築-市町村ベースの体制整備

研究課題

研究課題/領域番号 22531067
研究機関鳥取大学

研究代表者

渡部 昭男  鳥取大学, 地域学部, 教授 (20158611)

キーワード教育学 / 特別支援教育 / 教育行政 / 就学・進学・卒業 / 移行支援 / 市町村教育委員会 / 就学指導 / 実態調査
研究概要

平成22~24年度の研究の初年度として、(1)「2010年度における実態の解明」(2)「2010年度と1998年度の比較検討による変容の解明」の2作業を予定した。(1)に関しては、「障害児の就学事務・就学指導に係る資料収集」(対象は全国の47都道府県、23特別区、783市及び抽出の147町村[宮城22、神奈川14、滋賀13、京都13、兵庫12、大阪10、和歌山21、鳥取15、島根13、徳島16]の計1,000自治体教育委員会)を進めた。2010年11月1日に依頼を、2011年正月11日には督促依頼を行って、相当数の郵送回収がなされ、現在は回収資料の整理中である。(2)に関しては、1998年度に実施した「就学指導に関する全国実態調査」(全国の3,268市区町村が対象)による収集資料をエクセル情報に入力し終えたが、(1)の作業が遅れたために比較検討までには至っていない(次年度に引き継ぐ作業課題)。以上に加えて、(3)中央教育審議会初等中等教育分科会に設けられた「特別支援教育の在り方に関する特別委員会」の審議経過、12月24日に公開された「論点整理」の検討を急ぎ行った。その成果は、「日本の就学法制に係る障害者権利条約を踏まえた検討課題-特別支援教育の在り方に関する特別委員会『12/24論点整理』を素材に-」の論文にまとめた。その概要が日本教育新聞に掲載されるとともに、福岡教育大学附属特別支援教育センターセミナーで招待講演を行った。平成23年度には、1998-2010年度の比較検討、特徴的な自治体のケーススタディを予定している。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2011 2010

すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] 日本の就学法制に係る障害者権利条約を踏まえた検討課題-特別支援教育の在り方に関する特別委員会「12/24論点整理」を素材に-2011

    • 著者名/発表者名
      渡部昭男
    • 雑誌名

      地域学論集(鳥取大学地域学部紀要)

      巻: 7(3) ページ: 397-416

  • [雑誌論文] 全ての子が特別支援教育も受けられる「重複登録」方式導入を(連載企画「特別支援教育の道しるべ」最終回)2011

    • 著者名/発表者名
      渡部昭男
    • 雑誌名

      日本教育新聞

      巻: (5821) ページ: 9

  • [雑誌論文] 「特別」ではない当たり前の「支援教育」への教育環境整備・施設改善を考える2010

    • 著者名/発表者名
      渡部昭男
    • 雑誌名

      学校運営

      巻: 52巻 8号 ページ: 20-23

  • [学会発表] わが国における特別支援教育と国連障害者の権利条約-中教審特別委員会の議論を踏まえて-2011

    • 著者名/発表者名
      渡部昭男
    • 学会等名
      福岡教育大学附属特別支援教育センターセミナー
    • 発表場所
      福岡教育大学
    • 年月日
      2011-02-27

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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