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2012 年度 実績報告書

障害児の就学・進学・卒業時における移行支援システムの構築-市町村ベースの体制整備

研究課題

研究課題/領域番号 22531067
研究機関神戸大学

研究代表者

渡部 昭男  神戸大学, 人間発達環境学研究科, 教授 (20158611)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード障害児 / 就学(進学)指導 / 就学(進学)相談 / 修学支援 / 移行支援 / 中教審 / インクルーシブ教育 / 自治体調査
研究概要

これまで2年間の成果をまとめて、渡部昭男編『日本型インクルーシブ教育システムへの道-中教審報告のインパクト-』(三学出版、2012年10月)を出版した。この出版は、特に「就学指導から就学相談・修学支援への転換」に関する最新の論議を整理し、諸外国からの示唆も分かりやすくまとめたものとして、反響があった。
加えて、1)日本教育学会第71回大会(名古屋大学、2012年8月)においてラウンドテーブル「日本型インクルーシブ教育システムへの展望-中教審特特委員会の2012年最終報告を諸外国の状況から読み解く-」を共同開催するとともに、テーマ型分科会「B-7 差別問題と教育」において「障害者権利条約の批准に向けた国内教育法制の整備課題-インクルーシブ教育と合理的配慮-」の発表を行った。また、2)日本特別ニーズ教育学会第18回大会(高知大学、2012年10月)においてラウンドテーブル「中教審特特委員会に係る学校教育法等の改正」を共同開催するとともに、公開シンポジウムの招聘講師として「中教審特特委員会報告と通級・特別支援学級・特別支援教室」のタイトルで報告した。「排除から包摂へ」という大きな政策転換にあたり、就学・進学などの移行支援や関連する市町村システムの具体的な仕組み・法制度の在り方を提示するよう努めた。
そして、「2012年度における「就学指導委員会」等に係る調査」を、47都道府県、1,773市町村および23特別区の自治体(教育委員会)を対象に悉皆で実施し、「就学指導から就学相談・修学支援への転換」に係る実態・意向の把握に努めた。この調査のまとめは現在進行形ではあるが、その結果はさらなる継時的・継続的な調査のベースラインをなすものと期待される。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2012 その他

すべて 学会発表 (4件) 図書 (1件)

  • [学会発表] 中教審特特委員会報告に係る学校教育法等の改正2012

    • 著者名/発表者名
      清水貞夫・渡部昭男
    • 学会等名
      日本特別ニーズ教育学会第18回大会
    • 発表場所
      高知大学
    • 年月日
      2012-10-21
  • [学会発表] 中教審特特委員会報告と通級・特別支援学級・特別支援教室2012

    • 著者名/発表者名
      渡部昭男
    • 学会等名
      日本特別ニーズ教育学会第18回大会
    • 発表場所
      高知大学
    • 年月日
      2012-10-20
  • [学会発表] 障害者権利条約の批准に向けた国内教育法制の整備課題2012

    • 著者名/発表者名
      渡部昭男
    • 学会等名
      日本教育学会第71回大会
    • 発表場所
      名古屋大学
    • 年月日
      2012-08-26
  • [学会発表] 提案1 中央教育審議会・特特委員会における2012年最終報告の意義と課題

    • 著者名/発表者名
      渡部昭男
    • 学会等名
      日本教育学会第71回大会
    • 発表場所
      名古屋大学
  • [図書] 日本型インクルーシブ教育システムへの道-中教審報告のインパクト-2012

    • 著者名/発表者名
      渡部昭男(編者)
    • 総ページ数
      182
    • 出版者
      三学出版

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公開日: 2014-07-24  

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