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2013 年度 実績報告書

結び目不変量と保型形式及び楕円デデキント和の研究

研究課題

研究課題/領域番号 22540096
研究機関津田塾大学

研究代表者

福原 真二  津田塾大学, 学芸学部, 教授 (20011687)

研究分担者 宮澤 治子  津田塾大学, 付置研究所, 研究員 (40266276)
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2014-03-31
キーワード保型形式 / 周期 / デデキント和 / 不変量 / 結び目
研究概要

研究代表者は共同研究者のYifan Yang(National Chiao Tung University, Taiwan)とともに論文"Bases for S_k(\Gamma_1(4)) and formulas for even powers of the Jacobi theta function", Shinji Fukuhara, Yifan Yang, Int. J. Number Theory 9 (2013), no. 8, 1973-1993を出版した。ここでは、尖点形式の空間S_k(\Gamma_1(4)) の基底をアイゼンシュタイン級数を用いて構成し、結果的にヤコビテータ級数の冪をアイゼンシュタイン級数を用いて表すことに成功した。これから自然数を偶数個の整数の2乗和で表す表し方の個数を与える公式が得られる。
この問題に引き続き、自然数を奇数個の整数の2乗和で表す表し方の個数を与える公式はどうなるかという問題が考えられる。我々の手法の延長上でこの問題をとらえると、尖点形式の空間S_k(\Gamma_1(4)) のkが半整数の場合を考える必要が生ずる。しかしkが半整数の場合のS_k(\Gamma_1(4)) の基底というのは、未解明であり、難しい問題である。新たなテクニックの導入により困難が突破できないか模索中である。
研究分担者は結び目の不変量の研究を継続しており、研究所の研究発表会で中間結果を発表している。

現在までの達成度 (区分)
理由

25年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

25年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2013

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件)

  • [雑誌論文] Bases for S_k(\Gamma_1(4)) and formulas for even powers of the Jacobi theta function2013

    • 著者名/発表者名
      Shinji Fukuhara, Yifan Yang
    • 雑誌名

      Int. J. Number Theory

      巻: 9 ページ: 1973-1993

    • DOI

      10.1142/s1793042113500693

    • 査読あり

URL: 

公開日: 2015-05-28  

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