空間2次元一様媒体上での3成分HitzHugh-Nagumo方程式系(2活性1抑制因子モデル)の定常パルス解(定常スポット解)の存在を解 の構成的手法を用いて証明した。その結果を基に,物理パラメータに関する分岐現象(サドルノード分岐,ドリフト分岐,ホップ分岐)が出現することを確認した。それらの複合分岐点に関しては今後の課題である。さらに,上記の定常スポット解の安定解析も行った。 2餌食1捕食者反応拡散系モデルで,2種の餌食の内,1種は捕食者に対して毒性を持っている場合に関して,3種共存定常解と毒性との関係を調べ,3種共存定常解の安定性を示した。
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