研究課題
基盤研究(C)
再結合放射を示す超新星残骸の特徴を観測的に調べ,再結合プラズマ状態の起源を超新星残骸の進化の過程から理論的に探った.星の自転の影響で非球対称に分布する恒星風物質の中で起きた重力崩壊型超新星を考えると,衝撃波が恒星風物質から星間空間に抜ける際の断熱膨張による冷却で再結合プラズマが生じ,超新星残骸内部で再結合放射の熱的X線が明るく,その外に非熱的電子による電波放射のシェルが形成されるという観測的特徴を説明できることが分かった.
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Publ. Astron. Soc. J
巻: (in press)
Publ. Astron. Soc. J.
巻: 64 ページ: 64
G359.1-0.5, Publ. Astron. Soc. J.
巻: 63 ページ: 527