研究課題
基盤研究(C)
本研究は、有効温度が極めて低く、恒星と惑星の中間状態にある褐色矮星大気の物理的・化学的状態を、赤外線天文衛星「あかり」によって世界で初めて得られた近赤外線分光観測データの解析によって理解しようとする試みである。本研究によって(1) 一酸化炭素、二酸化炭素の量が通常の理論では説明出来ないこと、(2) 褐色矮星の元素組成にばらつきがあるらしいこと、(3) 世界で初めて褐色矮星の半径について議論できたこと、などの成果が得られた。
すべて 2013 2012 2011 2010
すべて 雑誌論文 (4件) 学会発表 (2件)
The Astrophysical Journal, 767, id.77
巻: 767 ページ: 77
DOI: 10.1088/0004-637X/767/1/77
The Astrophysical Journal, 760, id.151
巻: 760 ページ: 151
DOI: 10.1088/0004-637X/760/2/151
The Astrophysical Journal, 734, id.73
巻: 734 ページ: 73
DOI: 10.1088/0004-637X/734/2/73
The Astrophysical Journal
巻: 722 ページ: 682-698
DOI: 10.1088/0004-637X/722/1/682