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2014 年度 研究成果報告書

超弦のダイナミクスと物質の新しいユニバーサリティ

研究課題

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研究課題/領域番号 22540277
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
研究機関京都大学

研究代表者

川合 光  京都大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (80211176)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2015-03-31
キーワード超弦理論 / 量子重力 / ヒグス場 / 時空の揺らぎ / 最大エントロピー原理 / 多重臨界点原理 / ヒグスインフレーション / 暗黒物質
研究成果の概要

LHCによるヒグス粒子の質量をインプットとしてくりこみ群の解析を行うことにより、ヒグスポテンシャルがプランクスケールで平坦になることを発見した。また、そのような平坦性が、超弦の非摂動的ダイナミクスから自然に示唆される、時空のトポロジーのゆらぎの結果とみなせることを示した。さらに、この事実から、宇宙のインフレーションがヒグス場によって引き起こされた可能性があることや、ダークマターとして最も単純なヒグスポータル型のものを仮定した場合、その質量とトップクォーク質量の間に関係がつくことなど、多くの検証可能な予言がえられることを示した。

自由記述の分野

物理学

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公開日: 2016-06-03  

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