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2013 年度 研究成果報告書

常圧氷は本当に72Kで秩序化するか? ー現代的理論アプローチ

研究課題

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研究課題/領域番号 22540342
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 物性Ⅰ
研究機関大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構

研究代表者

岩野 薫  大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 研究機関講師 (10211765)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード強誘電性 / 水素結合
研究概要

氷の水素自由度のみを扱った現象論的モデル(KKYモデル)を用いて、常圧最低温相(いわゆるIce XI)の安定性やその強誘電性について研究を行った。まず、Ice XI の予想される構造、および、そこから水素(プロトン)が配置換えを行った結果得られる16種類の構造について、上記モデルによりエナジェティックスを求めた。その結果、反電場効果をも考慮した場合、Ice XI に対応する結晶群 cmc21 が、形状が細線の場合を除いて、最安定にならないことが分かった。従って、可能な唯一の可能性は,細線が束になったような不完全な構造である。

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公開日: 2015-07-16  

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