研究課題
基盤研究(C)
強相関係遷移金属酸化物におけるX線励起に伴う多電子緩和過程、とくにその非局所遷移過程を、X 線共鳴発光分光測定を行うことで明らかにした。特に銅酸化物や銅フッ化物の銅ケーアルファ線の非局所遷移過程の観測に成功し、価数による違いや偏光依存性を発見した。また、軟X 線領域においても同様の遷移過程があることを明らかにした。これらの過程は吸収原子の周りの原子からの電子が移動し、吸収原子の正孔を遮蔽する効果であることと結論づけられた。
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Journal of Physics : Conference Series: Jahn-Teller 2012
巻: 428巻 ページ: 012030
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