研究課題/領域番号 |
22540354
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研究機関 | 独立行政法人日本原子力研究開発機構 |
研究代表者 |
安岡 弘志 独立行政法人日本原子力研究開発機構, 先端基礎研究センター, 非常勤嘱託 (50026027)
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研究分担者 |
徳永 陽 独立行政法人日本原子力研究開発機構, 先端基礎研究センター, 研究主幹 (00354902)
中堂 博之 独立行政法人日本原子力研究開発機構, 先端基礎研究センター, 任期付研究員 (30455282)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2013-03-31
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キーワード | スピントロニクス / NMR |
研究概要 |
本年度は、本研究の最終年度として以下の手順で研究を進めた。 1)スピン電流を測定する検出系を整備してNMRに対応する周波数掃引を行い非強磁性相への スピン注入によるスピン伝導の検出を試みた。2)強磁性Co/Pt接合膜や、最近、磁壁駆動型磁気メモリーとして注目されているPt/Co2Mn2Si多層膜を取り上げ59Co核のFNRを観測した。その際、最初の段階としてCoとPtやNiの界面状態を把握する目的でFNR周波数スペクトルの精密測定をおこなう。これは、素材の界面原子配列と電子状態を決定する微視的評価である。結果は、使用した試料の界面はかなり乱れていることが分かった。3)このPt/Co2Mn2Si接合膜のCo-FNR時に誘起されると考えられるPt層でのスピンポンピングの様子をPt層にれるスピン電流として観測し、その特性を明らかにすることを試みたが積極的な結果は現在のところ得られていない。4)Pt/YIG系で絶縁体YIG中で57Fe-NMRの縦、横緩和時間をPtに流す電流の関数として、またその温度依存性を測定した。スピン(マグノン)ポンプによる緩和関数の変化が認められてが、共鳴用の高周波磁場による発熱の問題が解決できず確固たる立証することが出来なかった。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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