研究課題
基盤研究(C)
Bi-2201相における超伝導転移温度(T_c)の向上に成功した。Srサイトの一部をCaで置換し、従来38K程度であったT_cを零抵抗値温度で86.5 Kにすることができた。この超伝導はバルク効果であることを磁化測定、比熱測定で確認した。また、T_cの上昇は銅-頂点酸素距離 (d_A) が従来の値より長いことに依ることを明らかにした。さらに銅酸化物超伝導体全般についてT_cとd_Aの一般的な関係を見出した。
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J. Physics: Conf. Series
巻: 400 ページ: 022142
Physica C: Superconductivity
巻: Supplement 1, 470 ページ: S193-S194