研究課題
基盤研究(C)
本研究は互いに相互作用する振動子の集団における「エイジング」の効果を理論的に調べるものである。ここで、エイジングとは、何らかの理由によって自律的に振動できなくなった素子が集団内で増加することを意味し、物理や工学のみならず生物においても重要な役割を担う時間的なリズムの頑健さを調べる上で重要な概念である。本研究では我々のこれまでの研究をエイジング転移(エイジングの進行によって系全体が動的活動性を失う転移)に焦点をあてて拡張し、一般化したものである。具体的には、局所結合系におけるエイジング転移の性質を解明し、興奮性素子を含む場合についても様々な結果を得た。
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