研究課題
基盤研究(C)
氷床の成り立ちや変動に関わるその内部構造や物性の詳細を知ることを目的に、氷床深部のコア試料や人工単結晶試料を用いた氷体の結晶組織解析、変形実験を行ったが、特に氷結晶のa軸方位分布に注目して研究を進めた。標準試料となる単結晶氷育成装置、変形中の結晶方位・結晶組織・結晶の配列の変化が測定・観察可能な薄片試料変形装置の開発など、実験装置の開発、改良も進めた。その結果、これまで氷床深部で見つかっていたa軸方位の異方性分布は、限定的な条件下で形成されることが示唆された。
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低温科学「氷の物理と化学研究の新展開」
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