研究課題
基盤研究(C)
九州の四万十帯において地質構造に関する新知見を得た.北薩地域では玄武岩,チャート,泥岩からなる地層ユニットが覆瓦状構造を構成している.八瀬尾地域では蛇紋岩小岩体が砂岩・泥岩層の構造上位をほぼ水平に覆っている.長屋山周辺の四万十累層群は西傾斜で西側上位の同斜構造である.徳之島では低角傾斜のレンズ状蛇紋岩体が砂・泥質の変成岩の中に不連続に散在し,西海岸の秋利神川河口では泥質変成岩に厚さ 10 ないし 20cm の粉砕岩脈が貫入している.
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地質学雑誌
巻: 117 ページ: 468-471
http://dx.doi.org/10.5575/geosoc.117.468