研究課題
基盤研究(C)
ケイ素やゲルマニウムは同じ14族の炭素と同形式の化合物をつくるが、その結合と構造の特徴は、炭素の化合物と著しく異なっていることが多い。ケイ素など高周期典型元素の特異な構造と結合の特徴を定性的に理解し、有用物質の設計、合成に活用するためには、炭素化学の理論を超えた一般性と予見性に優れた定性的理論を構築することが必要である。この目標に向けて、未解明な構造化学的問題に対して、定性的分子軌道法とモデル化合物の理論計算を併用して幾つかの重要な解析原理を得た。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 4件) 学会発表 (8件) 備考 (1件)
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