研究課題
基盤研究(C)
各種金属(II)サレン型錯体の一電子酸化体を合成し、ジアミン部分のキレート効果の違いが電子構造ならびに、酸化反応に及ぼす影響について検討した。ジアミン部位が5員キレート環から6員キレート環へと変えることにより、10属金属錯体の基底状態については、大きな変化が観測されなかったが、銅錯体の一電子酸化体の基底状態は銅(III)種から銅(II)-フェノキシルラジカル種へと変化することが判明した。また、これら一電子酸化体をもちいた酸化反応は、銅(II)-フェノキシルラジカル種が最も活性であることを明らかにした。
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