研究課題
基盤研究(C)
有機配位子を金属塩と反応させて銅、ニッケル、マンガン、鉄、コバルト、ルテニウム、モリブデン、ロジウム等の第一及び第二遷移系列元素の新規単核、二核、少数核及び多核金属錯体を合成し、磁気的性質を調べ、磁気異方性が磁性に及ぼす影響を観察した。コバルトの系では偏極中性子回折より二核錯体における磁気異方性の効果が観測された。ニッケルの系では七核錯体が単分子磁石的挙動を示したのに対し、六核錯体では強磁性的相互作用を示した。金属-金属結合を持つ二核を集積したルテニウムを含む系では50Kでフェリ磁性体になるものや長鎖アルキル基の導入による磁気ファスナー効果や液晶性が見出された。ロジウム、モリブデンについて一次元集積錯体を合成し、磁気特性の他、窒素ガスの吸着特性を見出し、結晶構造との関連性を調べた。希土類元素の二核錯体も合成し、磁気的挙動を調べた所、磁気特性は概ね量子数Jで記述できた。
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