現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
HILIC型固定相のテスト法を発表した。おそらく,分析対象の構造識別性を評価する方法としては世界初の手法と言える。弱酸性のHILIC型固定相として,シリカモノリスに修飾したもののうち,粒子充填型カラムを上回る保持を示すものが見いだされた。これまで、シリカモノリスは粒子充填型の1/3程度の保持しか出せなかったが,今回の発見はそれを覆す興味深い結果と言える。この内容を特許化するべく協議したため,今年度中の発表はかなわなかった。
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