研究課題
基盤研究(C)
固相反応法によって新しい置換型化合物Pb2-xLnxRu2O7-(Ln = Y,Nd)の合成を行った結果,Y,Nd置換系どちらも0.0 ? x ? 2.0の範囲で単一相を得た。磁化率測定の結果,x = 0.0では金属で一般に見られるパウリ常磁性が確認され,置換量xの増加に伴って,絶対値が増加し,スピングラスに起因したFC磁化率とZFC磁化率の分岐が確認された。また,電気抵抗率を測定した結果金属絶縁体転移近傍では,強い電子の相互作用である強相関電子系として振る舞っていると考えられる。
すべて 2012 2011 2010
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件) 学会発表 (5件)
J. Phys
巻: 344 ページ: 1-6
DOI: 10.1088/1742-6596/344/1/012017
DOI: 10.1088/1742-6596/344/1/012010
J. Alloy. Compd
巻: 506 ページ: 9451-9455
DOI: 10.1016/j.jallcom.2011.07.025
巻: 313 ページ: 1-6
DOI: 10.1088/1742-6596/273/1/012152
Mater. Sci. Forum
巻: 631-632 ページ: 483-488
DOI:10.4028/www.scientific.net/MSF.631-632.483