研究課題
基盤研究(C)
固相フラグメント縮合法により化学合成したsiRNA-NESコンジュゲートによりK562細胞に発現するbcr/abl 遺伝子の発現の発現を200nMにおいて8.3%、50nMにおいて11.6 %に抑制した。また、siRNAと新規ペプチド(Pfect)とのコンプレックスを形成させることにより、市販導入剤と同等以上に効率よく細胞内に導入できることを見出した。siRNA-NESコンジュゲートとPfectとのコンプレックスを用いるとbcr/abl遺伝子を95%以上サイレンシングできることも証明した。この新規ペプチドPfectは全く細胞毒性がなく、PfectとsiRNAのコンプレックスはヌクレアーゼによる分解に対して非常に耐性が強く、その半減期を48時間以上に伸長した。
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