研究課題
基盤研究(C)
有機半導体は有機材料の持つ柔軟性と可溶性は大きな魅力であり、この様な利点を活かし、有機トランジスタ、有機発光素子、有機太陽電池など広範な応用が期待されている。本研究課題では「有機トランジスタ」に焦点を絞り、材料開発と素子開発の両面から高機能有機トランジスタの開発を行った。新規トランジスタ材料として50種類以上の縮環系有機半導体化合物を開発した。これらの材料を用いてトランジスタ素子を作製したところ、アモルファスシリコンをはるかにしのぐ性能の素子の作製に多数成功した。
有機物理化学