繊維長の異なる2種のセピオライトと0.05~0.2 wt%のTiO2ゾルを用い、セピオライト基板にアナターゼ型TiO2ナノ粒子が担持されたTiO2/セピオライト複合材を作製する方法を確立した。TiO2/セピオライト複合材は、染料、ギ酸、あるいはNOxに対し、紫外線照射下で高い分解能を示すことが明らかとなった。TiO2/セピオライト複合材を内蔵した小型の流通系水浄化装置を作製し、ブラックライト(365nm)あるいはLEDライト(365nm)照射下で光触媒効果を評価した結果、消費電力の少ないLEDライトでも同等の光触媒効果が得られることが示された。
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