研究課題
基盤研究(C)
結晶性のブロック共重合体において、ある成分の球晶の内部において、別の成分が球晶成長することがある(相互侵入球晶の形成)。本研究では、結晶性ブロック共重合体のラメラ形成と、ラメラ間におけるダイナミクスについて検討した。この結果未結晶成分は、主に結晶成分の狭いラメラの間に閉じ込められること、ラメラ間における結晶化ダイナミクスは、ラメラ間隔とブロック間結合の存在の両方の影響を受けること、及び結晶化条件によりラメラ間のアモルファス領域における物質の拡散挙動を制御可能であることを明らかにした。
すべて 2013 2012 2011 2010
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (16件)
Sci. Rep.
巻: Vol. 3, No. 1444 ページ: 1-4
DOI:10.1038/srep01444.
J. Polym. Sci. Part B: Polym. Phys. Part B: Polym. Phys.
巻: Vol.50 ページ: 563-571
DOI:10.1002/polb.23036.
J. Polym. Sci. Part B: Polym. Phys.
巻: Vol. 48 ページ: 1732-1739
DOI:10.1002/polb.22038.