• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2012 年度 実績報告書

環境対応研削のための研削屑吸引技術の開発

研究課題

研究課題/領域番号 22560108
研究機関名古屋工業大学

研究代表者

中村 隆  名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (40135314)

研究分担者 早川 伸哉  名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (10314080)
糸魚川 文広  名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (20252306)
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード研削加工 / 加工くず / 吸引
研究概要

平成24年度は,23年度の模擬実験を元に,実用的な研削加工をすることで,研削屑の搬送等の、砥石の性能に関する研究を行った.具体的には,実研削に必要となる砥石の作製し,その砥石を利用して,切り屑の吸引評価実験を行った.次に,切りくずをSEM観察してから切りくずの形状の違いにより回収率への影響を調べた.
模擬試験ではアクリル板上に置いた研削屑を砥石に見立てたディスクに吸引する試験を行い,90%を超える回収率が可能であることを確認した.平成24年度はダイヤモンド粒子をアルミディスクの外周に電着した砥石を製作した.この砥石には側面から圧縮空気を押し込む穴,内部で負圧を発生するノズル,および砥石面から研削屑を吸引する穴が,砥石全周で36か所に設けてある.
実験では被加工材料を鋳鉄として実研削を行い,研削で除去された材料重量に対し,砥石排出口から回収された研削屑の重量の比を測定した.実験結果の回収率は50%程度に留まった.原因は砥石構造,研削屑の砥石表面への溶着などが考えられ,現在調査中である.砥石構造では圧縮空気の一部を加工点に吹き付け,MQL(極微量潤滑)の効果が期待できるものを作製中である.

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2013 2012

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] CFRP切削における工具刃先のセルフシャープニング機構に関する基礎研究2013

    • 著者名/発表者名
      前川 覚・早川伸哉・糸魚川文広・中村 隆(代表者)
    • 学会等名
      2013年度精密工学会春季大会学術講演会
    • 発表場所
      東京工業大学
    • 年月日
      20130313-20130315
  • [学会発表] 工作機械主軸を切り屑の搬送路とする吸引加工システムにおける主軸内部の切り屑挙動2012

    • 著者名/発表者名
      大鷹将輝・糸魚川文広・中村 隆(代表者)
    • 学会等名
      2012年度精密工学会秋季大会学術講演会
    • 発表場所
      九州工業大学
    • 年月日
      20120914-20120916
  • [学会発表] 圧縮空気を利用したデブリレス研削加工システムの開発2012

    • 著者名/発表者名
      鹿島康聖・水野礼人・糸魚川文広・中村 隆(代表者)
    • 学会等名
      2012年度精密工学会秋季大会学術講演会
    • 発表場所
      九州工業大学
    • 年月日
      20120914-20120916

URL: 

公開日: 2014-07-24  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi