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2012 年度 実績報告書

吸込水槽流れにおける相似則

研究課題

研究課題/領域番号 22560158
研究機関横浜国立大学

研究代表者

松井 純  横浜国立大学, 工学研究院, 教授 (40251756)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード相似則 / 吸込渦 / フルード数 / レイノルズ数 / 水中渦
研究概要

平成23年度に引き続き、22年度に設計製作した吸込管直径200mmの大型模型水槽を用いて、流量と水位をパラメタとして渦の発生範囲を計測した。またその結果を従来の吸込管直径100mm,50mmの中型、小型模型水槽での渦発生状況と比較し、相似則を検討するための基礎的なデータをまとめた。小型水槽については吸込管の位置精度を向上させて、再度測定を行った。それぞれのサイズの装置において、空気吸込渦の発生限界がフルード数によって整理できる領域と、水位のみで整理できる領域とが存在することが明らかになった。前者についてサイズの異なる装置の間では(フルード数ではなく)流速一致に近い相関関係があることが分かり、流速を一致させるような換算によって渦マップがほぼ一致することを確認した。
また水槽内の波によって空気吸い込み渦が壊される現象を確認するため、波高計による波の計測とビデオ撮影を並行して実施し、さらに水面に波消しのための板を浮かべることにより波立ちが渦生成に与える効果を調べた。この効果は限定的であり、板の有無により渦発生状態が変化する流量と水位の領域は、比較的限定されている。また小型模型では効果が明確でないことから、波立ちにもスケールの影響があることを明らかにした。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2012

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Experimental Study on the Similarity of Flow in Pump Sump Models2012

    • 著者名/発表者名
      K Kawakita
    • 学会等名
      26th IAHR Symposium on Hydraulic Machinery and Systems
    • 発表場所
      北京、中国
    • 年月日
      20120819-20120823

URL: 

公開日: 2014-07-24  

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