研究課題
基盤研究(C)
バイオマスの熱分解速度はチャーのガス化速度よりもはるかに速いために,燃料化する総括転換速度は還元ゾーンでのチャーのガス化反応速度により律速される.このためチャー反応の迅速化を図る必要がある.本研究では触媒担持を行い,チャー反応の低温・迅速化を目指す.以下に主たる結果をまとめる.(1)チャーに直接カリウム担持を行った場合,木質バイオマス(米松)では少量の担持率(2.1wt%)によりガス化速度が約4-5倍に増加する.(2)木質バイオマスだけでなく草本バイオマスにおいても,カリウムの触媒効果は観測される.カリウムをチャーに直接担持することで飛躍的に低温でのガス化反応速度を向上できる.
すべて 2013 2012 2011 2010
すべて 雑誌論文 (12件) (うち査読あり 7件) 学会発表 (24件)
日本機械学会論文集
巻: Vol.79 ページ: 2798-2809
Proceedings of International Symposium on EcoTopia Science
巻: (ISBN : 978- 4-9907499-0-3)
巻: Vol.79 ページ: 465-475
Fuel Processing Technology
巻: Vol.104 ページ: 287-294
巻: Vol.77 ページ: 1397-1409
Journal of Thermal Science and Engineering
巻: Vol.7 ページ: 75-89
日本エネルギー学会誌
巻: Vol.90 ページ: 122-131
Proceedings of Second International Symposium on Gasification and Its Application
巻: B24, No54(CD-ROM Paper)
Proceedings of the ASME/JSME 2011 8th Thermal Engineering Joint Conference
巻: AJTEC2011-44436 ページ: T20032-T20032-10
Journal of Environment and Engineering
巻: Vol.5 ページ: 417-430
Proceedings of the 8th Asia-Pacific Conference on Combustion, Contributed Papers–III
巻: 72 ページ: 436-443
巻: Vol.89 ページ: 364-72