研究課題
基盤研究(C)
ヒトの母音の音響的特性は従来より音源・フィルタ理論で説明されている.この理論では 音源を平面音源として取り扱い,肺からの呼気流の特性は全く考慮されていない.本研究では,ヒトの声帯上での呼気流速測定により呼気流の特性を明らかにし,これに基づいた発声機構のモデル装置を作成した.これにより,従来考慮されていなかった声帯振動によって発生する呼気流の高周波成分を含む周期的な変動が,発声機構の基本的な要素であることを明確に示した.
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日本機会学会2012年度年次大会DVD演論文集
ページ: J103016
Dynamics and Design Conference 2011 CD-ROM 論文集
ページ: 604