光駆動のセンサやアクチュエータを光造形するシステムを構築した。光ファイバ先端の側面または断面に光造形できる。この装置を用いて、第一に、光駆動の振動型センサを製作し、液中で光トラップによって固定されている小球を振動させ、振幅を測定した。低周波で粘性係数を測定できる可能性を論じた。また、この値は光トラップから解放された小球の速度からも推定できることを示した。第二に、マイクロクリーナを製作し、構築した筒長が長いほど効果があることを明らかにした。第三に、マイクロピンセット、マイクログリッパ、縦振動型アクチュエータ及び扇形の振動子を製作し、光駆動によるそれらの変位を測定し、性能の有効性を評価した。
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