• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2012 年度 実績報告書

マトリックスコンバータを用いた複合型スマートグリッドシステムに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 22560271
研究機関三重大学

研究代表者

山村 直紀  三重大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (80252310)

研究分担者 石田 宗秋  三重大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (70135317)
研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワードスマートグリッド / マトリクスコンバータ / 自然エネルギー利用発電システム
研究概要

本研究はスマートグリッドの実現を目的として,配電系統の高品質化および安定化するためにマトリックスコンバータを用いた電力変換装置の利用を提案するもので,自然エネルギーを利用した分散電源システムの脈動電力の安定化と,需要家に高品質の電力を供給することを同時に可能とする手法である。
本年度は,単相用マトリクスコンバータによる電力変換時に,電源電流に逆相および三次高調波電流が流れるという昨年度の結果を受けて,制御法についての再検討を行った。その結果,電源電流に三次高調波電流のみが含まれ,逆相電流が発生しない制御方式を提案した。そして,この三次高調波電流を電源側へ流出させないように,入力側にパッシブフィルタを接続し,高調波電流の低減を行った。また,マトリックスコンバータが柱上変圧器の役割(電圧の変換と三相四線式から単相三線式への接地系の変換)を果たすことができるかどうかの可能性を確認するため,出力電圧制御法についても検討を行った。本システムは出力にスイッチングによるリプル電圧を低減するためのローパスフィルタを接続しているが,負荷の大きさにより出力電圧の大きさと位相が変化してしまう。本システムは180度位相のずれた100V用いて200Vを実現しているため,100Vの振幅と位相が異なると200V側の振幅が変化してしまうという問題があった。そこで,出力電圧の振幅と位相を検出し,それを下に振幅の大きさと位相を制御する方式について提案した。以上の結果について平成24年電気関係学会東海支部連合大会にて発表を行った。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2012

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 中性線を持つ三相/単相マトリックスコンバータにおける 制御方法の一考察2012

    • 著者名/発表者名
      迫間泰樹,山村直紀,石田宗秋
    • 学会等名
      平成24年電気関係学会東海支部連合大会
    • 発表場所
      愛知県
    • 年月日
      20120924-20120925

URL: 

公開日: 2014-07-24  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi