研究課題
基盤研究(C)
真空中で高電圧導体を支持する固体絶縁支持物の絶縁は、従来経験に基づいて設計されている。本研究では、絶縁支持物の沿面放電の機構に基づいて放電電圧の理論式を導き、絶縁設計の指針を得た。支持物表面に沿う沿面放電は、支持物表面で生じる帯電現象を切っ掛けとして進展するため、特に帯電特性を実験・理論の両面から解明した。また、帯電電荷分布を勘案した理論的放電電圧と実験による放電電圧との比較検討を行い、理論式の妥当性を検証するとともに、その適用範囲についても検討を加えた。
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Journal of the Vacuum Society of Japan
IEEJ Trans, on Fundamentals and Materials
巻: Vol. 130 ページ: 800-804