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2012 年度 実績報告書

ハイパースペクトル・イメージングデータによるBayes的高精度個人認証手法の構築

研究課題

研究課題/領域番号 22560394
研究機関早稲田大学

研究代表者

松本 隆  早稲田大学, 理工学術院, 教授 (80063767)

研究期間 (年度) 2010-04-01 – 2013-03-31
キーワード生体認証 / セキュリテイ / ハイパースペクトル・データキューブ
研究概要

現代社会におけるセキュリテイはその重要性を増しており、生体認証に関する研究が世界レベルで活性化している。手のひら認証、近赤外光を用いる静脈認証、指静脈によるものなどがある。 多くの生体認証技術のなかで静脈認証は比較的健全なものと評価されているが、他の手法と同様万能ではない。そもそも一般的にセキュリテイ分野はいたちごっこの側面を持ち,生体認証においても、新たな原理より取得した生体情報に基づく新たな方法を試みることは意味があると考えられる。
この研究では、人の手のひらから高スペクトル分解能の分光画像データ群を採取し、その性質を調べ、生体認証の可能性を探った。
使用装置から得られるデータは480 (spatial pixel) 321 (spatial pixel) x 640 (spectral pixel) からなり,スペクトル情報は波長396.37 - 990.64 nm 帯域を0.93 nm 刻みでカバーするので、これまで用いられてきた多くの装置から得られるデータとは異なり、(i)高分解能画像が(ii)大量に得られる。画像はスペクトル分解されているため、通常のRGBによるカメラ画像とは異なり、各波長毎の生体物質の分布を捉えることができる。したがってその分布の波長依存性も見ることができる。この装置は医療応用を目的としておりメラノーマ検出用に開発されたものであるが、今回の実験結果は、EER0.62%と比較的良好であり、生体認証にも応用可能であると思われる。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2013 2012 その他

すべて 学会発表 (2件) 備考 (1件)

  • [学会発表] 0.93nm波長解像度ハイパースペクトラルDatacube生体認証2013

    • 著者名/発表者名
      佐藤優太、赤澤史嗣、村松大吾、松本隆、中村厚、宗田孝之
    • 学会等名
      電子情報通信学会 総合大会
    • 発表場所
      岐阜、岐阜大学
    • 年月日
      20130319-20130322
  • [学会発表] 0.93nmスペクトル解像度ハイパースペクトラルDatacube生体認証の試み2012

    • 著者名/発表者名
      赤沢史嗣,村松大吾, 佐藤優太, 松本 隆, 中村 厚, 宗田孝
    • 学会等名
      電子情報通信学会 バイオメトリクス研究会(BioX)
    • 発表場所
      東京、早稲田大学
    • 年月日
      20120827-20120828
  • [備考] Takashi Matsumoto Laboratory

    • URL

      http://www.matsumoto.elec.waseda.ac.jp/

URL: 

公開日: 2014-07-24  

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