研究課題
基盤研究(C)
所望の経頭蓋磁気刺激電流分布に近い電流分布を頭蓋内に合成することを目指し、コイルアレイ方式の適用について検討した。306チャンネルMEG装置のコイルアレイ配置を流用し、頭部詳細ボクセルモデルの電界計算結果を用い、コイル電流値を重み付き最小二乗法により逆計算し、誘導電流分布を合成した。データ解像度行列に基づき電流(電界)分布の挙動を把握する汎用的手法を整備した。単一コイルによる電界分布よりも局所集中度の高い電界分布を、コイルアレイにより合成できる計算結果を得た。最大電力の50%以上の電力での電界集中が可能な領域は、灰白質表面から1cm程度までの深さとなる計算例を得た。
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