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2012 年度 実績報告書

筋活動解析のための光・電気・振動一体型センサの開発

研究課題

研究課題/領域番号 22560422
研究機関佐賀大学

研究代表者

木本 晃  佐賀大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (80295021)

研究期間 (年度) 2010-10-20 – 2013-03-31
キーワード筋活動 / 積層型センサ / EMG / MMG / NIRS
研究概要

本研究の目的は、生活の質(QOL)の向上を目指し、筋活動モニタリングのための光・電気・振動多点同時測定システムを確立することである。そのために、光・電気・振動一体型センサを提案する。提案センサは、生体の同一空間内において、光・電気及び振動特性の同時測定を可能とするものであり、そられの測定値により筋活動診断の能力の向上を図ろうとするものである。本研究課題では、提案センサを確立し、実際に、筋活動計測を試み、本手法の有用性を評価するとともに提案センサを用いた生体応用計測について検討する予定である。
本年度は、前年度に行った成果をもとに、複数の被験者の筋活動解析及びモニタリングを行い、提案センサの有用性を評価した。まず、前年度からの測定精度の改善及びセンサ構造の最適化を図るために測定システムを改良した。発光素子としてこれまで2つのLEDを利用していたが小型化と測定精度の改善のために3波長発光可能な1つのLEDに変更した。また、筋電及び筋音測定のための電極としてITOをもとにしたセンサを用い、すべての素子を積層化することで小型化を図った。実際に、提案センサにより、複数の被験者の前腕における筋電、筋音、NIRSの同時測定を行った。結果から、提案センサにより、同一部位での筋電、筋音、NIRSの3種類の情報を得ることが可能であった。また、負荷の程度によりそれぞれの測定値に変化が見られたことから筋活動解析及びモニタリングの可能性が示唆され、今後の応用計測のための基礎データが得られた。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2013 2012

すべて 学会発表 (3件)

  • [学会発表] EMG・MMG・NIRS測定のための積層型センサの検討2013

    • 著者名/発表者名
      木本 晃
    • 学会等名
      平成25年電気学会全国大会
    • 発表場所
      名古屋大学
    • 年月日
      20130320-20130322
  • [学会発表] 筋活動解析のための複合センサの開発2012

    • 著者名/発表者名
      木本 晃
    • 学会等名
      平成24年度電気関係学会九州支部連合大会(第65回連合大会)
    • 発表場所
      長崎大学
    • 年月日
      20120924-20120925
  • [学会発表] A proposal of layered sensor for analysis of muscular activity2012

    • 著者名/発表者名
      Akira Kimoto
    • 学会等名
      2012 IEEE symposium on medical measurements and applications
    • 発表場所
      Budapest
    • 年月日
      20120518-20120519

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公開日: 2014-07-24  

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